オールセラミックのメリットデメリット

2017年11月6日

はじめに

美しくきれいで自然な歯と区別がつかないオールセラミックですが、最近では笑った時に見える歯や、前歯の治療に広く行われるようになってきました。
また、金属アレルギーの方でも治療できることで知られています。
さらに、ホワイトニングで白くできない変色した歯であっても白くできるため、健康的で美しい口元を手に入れたい方に人気の治療法です。
オールセラミック治療は白く美しい歯を手に入れられる治療法ですが、耐久性も高いことで知られています。
デメリットとしては保険外診療となるため、治療費が高くつくことでしょう。
ここではそんなオールセラミックのメリットだけでなくデメリットもご紹介しますので、ぜひ今後のご参考になさってみてくださいね。

オールセラミックとは

そもそもオールセラミックとは金属を全く使わずにセラミックだけで作られた素材のことを言いますが、種類には詰めものや被せものなどがあり、歯が欠けてしまったところなどを補填する材料のことです。
このオールセラミックは金属を全く使わないので、アレルギーの心配がありません。
さらに、審美性も高いので患者さんの元の歯の色に合わせた治療が可能です。
保険できる詰めものなどは着色汚れがつきやすいと言われています。
ですが、セラミックで治療すると色の変化もあまりなく、歯石や汚れが付いてしまってもクリーニングを受ければきれいになります。
ただ、注意すべきこととしては保険外診療なので費用がかかることと割れやすいということがあります。

オールセラミックのメリット

オールセラミックのメリットは天然の歯のような透明感があり、清潔感もあるため健康的なイメージを相手に与えられることが挙げられます。
また、高い審美性に加えて強度や耐久性などの面にも優れているのが特徴です。
銀歯や歯の色で悩んでいる方にとってはオールセラミックで治療をすることで歯の白さや美しさが手に入れられるだけでなく、自分に自信を持つことができる素晴らしい素材です。

1.仕上がりが自然

オールセラミックは天然の歯と見分けがつかないほど透明感や質感があると言われています。
実際に治療を受ける際には天然の歯と色を合わせるため見た目に全く分かりません。
さらに、ホワイトニングで白くできない黄色や灰色の歯についてもセラミックなら白くすることができますので、目立つ前歯だけでもセラミックで治療を行えばイメージがかなり変わるはずです。

2.経年劣化がほとんどない

プラスチックなどは経年劣化がありますが、オールセラミックは陶器でできているためプラークなども付きづらく変色や着色、劣化がほとんどないのが特徴です。
適切なメンテナンスを行うことで、長期間美しい状態を保つことが可能です。

3.金属アレルギーの方でも治療できる

オールセラミックは金属を一切使わないため、金属アレルギーの方でも安心して治療が受けられます。
金属アレルギーでない方でもお口の中に常に金属がある状態だと少しずつその成分が溶け出してしまうため、体内に蓄積されて金属アレルギーになってしまうこともあります。
オールセラミックは金属の影響で歯ぐきが黒ずんでしまうこともないため、安全面を考慮してもオールセラミックで治療することがおススメです。

オールセラミックのデメリット

1.強度が劣る

セラミックの中でも特にオールセラミックは全てセラミックでできているので、透明感は素晴らしいのですが、強度が劣ります。
陶器を思い浮かべて頂ければわかりますが、それ自体は硬くても強い力がかかると簡単に欠けたり割れたりします。
さらに、基本的に破損した部分を修理することができず、全て作り直す必要があります。
奥歯にオールセラミックを使った場合かなり強い力がかかるので割れたり欠けたりすることがあります。
特に日ごろ無意識に歯を食いしばるくせがあったり、噛む力が強い方はその可能性が高いです。
最近ではジルコニアという素材が現れており、これだと欠けたり割れたりするリスクを軽減できます。
この素材は人工ダイヤに使用されることがありますが、これだと欠けたり割れたりするリスクが減るものの硬すぎるため、噛み合わせる歯にかなり負担がかかるそうです。
まれにご自分の歯が割れてしまうことがあったり、あごに負担がかかりすぎるため顎関節症のリスクがあります。

2.費用が高くつく

オールセラミックで治療すると保険が使えないので全て自由診療となります。
1本当たり8~18万円程度はかかるため、すべての歯をオールセラミックで治療するとなるとかなりの費用になります。
ただ、セラミックの種類もさまざまなので信頼できるクリニックでカウンセリングを受けていただき、それぞれの特徴などをしっかりと聞いた上で治療に臨むようにしましょう。

3.適合が悪い

適合の精度の問題があります。
この適合とはあまり耳慣れない言葉ですが、要するに被せものとご自分の歯とがいかに段差がなく滑らかにつながっているかどうか・・ということを言います。
当然その段差はご自分の舌で触れても感じるほどのものではないですが、細菌のレベルでみると歯と被せものとの間に生まれる段差はプラークが付着しやすくなる恰好の場所となるため歯周病や虫歯の原因になります。もちろん、歯に被せものをする以上全くこの段差をゼロにすることは不可能です。ですが、できる限りゼロに近くすることが理想です。

まとめ

オールセラミックは金属を一切使わないので金属が溶け出したり、歯ぐきが黒ずんだりすることもありません。
また、天然の歯とのなじみもいいため自然な色合いを再現できます。
ですが、いっぽうでオールセラミックにも割れたり欠けたりするというデメリットが存在します。
また、オールセラミックの審美性は作成する人の技術力にも左右されるため、オールセラミックを使用したからと言って一概に完璧な仕上がりになるとは限りません。
信頼できるクリニックを選んでいただき理想の白さを手に入れて下さいね!

PAGE TOP