今すぐやめたい!歯周病を悪化させる習慣について

2017年12月1日

はじめに

みなさんはご自分が歯周病かな?と思ったことはありませんか?

歯周病は生活習慣病の一つと言われており、原因や進行に日ごろの習慣が関係していることが分かってきました。歯周病の最大の原因は歯周病菌ですが、その菌が繁殖するのに日ごろの習慣が関係しています。

生活習慣が多少乱れていても若いうちだと歯周病にならずに済みますが、加齢に伴い免疫力が落ち高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。

男性だと30代で不満の人の割合は25パーセント程度だったのが40代になると35パーセント程度になると言われています。また、40代を過ぎるとお口の中や全身の状態が悪くなっていくので、生活習慣を見直したいものです。

そこで、ここでは歯周病を悪化させる習慣についてまとめてみました。

歯周病の恐ろしさ

そもそも歯周病とは歯の周りに炎症が起き、歯を支えている歯槽骨が減ってしまい最終的に歯を失う病気のことです。歯周病は初期段階では歯肉炎で、通常お口の中にいる細菌が繁殖して起きる炎症です。

これが進行すると歯と歯ぐきのすき間の歯周ポケットが深くなりますが、ここには汚れが溜まりやすく歯ぐきがさらに腫れて口臭が起きます。

歯周ポケットはどんどん深くなると、最終的に歯槽骨を溶かし出し骨がなくなると歯がぐらついて噛めなくなります。最近の研究によれば、この歯周病と全身疾患との間には深い関係があるということが分かってきました。

たとえば、歯周病になると糖尿病や心疾患、認知症、誤嚥性肺炎、骨粗鬆症、早産、低体重児出産などのリスクが高まると言われています。

たかがお口の中の病気と思われがちですが、命に係わる疾患と関係があるというのは驚きですよね。

そんな恐ろしい病気である歯周病ですが、現在の歯科医療では歯周病を完全に治療することはできないと言われています。

初期段階で発見していただき早期治療を行えば完治することもできるでしょうが、中程度から重度にまでなると歯周病を完治させるのは難しくなります。

ですので、元通りにするのではなく進行を食い止めるための治療を行うしかありません。

歯周病を悪化させる習慣とは

では、具体的に歯周病を悪化させる悪い習慣にはどういったものがあるのでしょうか?

お口のケアがいい加減

歯周病に悪い習慣としては日ごろのお口のケアがいい加減ということが挙げられます。

歯周病菌はプラークや歯石によって歯にべっとりと付いており、歯周ポケットにもこれらを通じて侵入し増殖していくことで歯周病が進行します。

精神的ストレス

ストレスが多い生活を送っていると、歯磨きや食習慣が悪くなることがあり、ストレスが原因で抵抗力が落ちて歯周病が進行することもあります。

食生活の乱れ

食生活が乱れていると、栄養バランスが悪くなり全身だけでなく歯や歯ぐきにも悪い影響が及びます。また、糖分の多いものや柔らかいものは歯に付きやすいのでプラークが増えやすくなります。

食いしばり、歯ぎしり

食いしばりや歯ぎしりをするくせがある方は想像以上に歯に力がかかっています。あまりに強い力がかかり過ぎていると、歯が割れたりすることもあると言われています。この状態を放っておくと、歯周病になったり虫歯になったりしますので防止用のマウスピースなどを装着して防ぐようにしましょう。

また、歯ぎしりの原因がストレスなのであれば、ストレスをうまく解消できる方法を考えることも大切です。

喫煙

歯周病を悪化させる原因に喫煙があります。歯周病は歯ぐきにたまったプラークにより炎症が起き血が出て初めて気づくものです。

ですが、喫煙していると、歯ぐきの中の血管が収縮し歯ぐきに栄養分が行き届かずに抵抗力が落ちてしまい、気づいた時にはすでに歯周病が悪化していたという場合が多いです。

さらに、歯ぐきの中の血管の血流が悪化するということは栄養分が歯ぐきにしっかりと行き届かなくなるということになりますので、たばこを吸う方はなるべくやめるようにしましょう

歯周病を予防するには

適切な歯ブラシ選び

歯周病を予防するには何をおいてもまず日ごろのブラッシングが重要です。そのためにも、適切な歯ブラシを選ぶようにしましょう。

大きすぎずやわらかめの毛先の広がっていない歯ブラシを選ぶことが重要です。やわらかすぎる歯ブラシは逆にプラークが落としづらくなるためしっかり落とせる程度のものを選びましょう。

ブラッシング圧は軽めで

毛先がしなってしまうほどのブラッシング圧だと強すぎるので、軽めに磨きましょう。

歯と歯ぐきの間をしっかり磨く

歯周ポケットの中までしっかりと歯ブラシが入るように磨いていきましょう。歯ブラシの毛先が歯の表面に対して45度に傾くように磨きます。

小刻みに磨く

1つずつ歯をしっかりと磨くようにしましょう。小刻みに歯ブラシを動かしていただき、往復20回程度磨きましょう。

寝る前は特にていねいに磨く

寝ている間は唾液の分泌量が減ってしまうので、寝る前は特にていねいに磨くようにしましょう。

補助アイテムを使う

歯ブラシだけではどうしても取り除けない歯と歯の間の汚れはデンタルフロスを併用するのがおすすめです。また、デンタルリンスを使えばお口の中の細菌が増えるのを防止できますので、ぜひ利用しましょう。

最近ではドラッグストアなどでさまざまなものが売られているのでチェックしてみましょう。

クリニックでの定期検診

プラークはご自分のブラッシングでも取り除けますが、歯石にまでなってしまうともう自分では取り除けません。定期的にクリニックで検診を受けていただき歯石を取ってもらうようにしましょう。

歯周病は進行しないと自覚症状がないので、早期発見するためにも定期的にクリニックへ行くようにしましょう。

まとめ

歯を失ってしまう最大の原因は歯周病と言われています。

ここでは歯周病に悪い習慣についてご紹介しました。ご自分にも当てはまるものがありましたか?

歯周病になると糖尿病になったり、認知症になるリスクが高まるとも言われています。ただ、悪化しないと症状がない静かな病気です。ご自分の歯で一生過ごせるように、悪い習慣を改善していただき歯周病を防いでくださいね!

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