放っておくと危険!「痛くない虫歯」とは?

2017年2月16日

はじめに

みなさんは、虫歯を放っておいたら痛みがなくなった・・でも、それはどうしてだろうと思ったことありませんか?

このように、痛みがなくなった虫歯というのは、自然治癒することは絶対になく逆に大変危険な状態になっています。

虫歯が悪化してしまうと痛みを感じる神経も死んでしまうため、何も感じなくなってしまうと言われています。

もし、その状態までひどくなった虫歯を放っておくと隣の歯まで虫歯になってしまい、最悪血液から脳にまで虫歯菌が広がり脳こうそくを起こすこともあるそうです。

ここでは、痛みがなくなった虫歯を放っておくとどんなに危険なのかについてお教えしたいと思います。

もし、ご自分に思い当たることがあったら、今すぐにクリニックへ行ってくださいね。

どうして虫歯なのに痛みがないの?

虫歯になっているにもかかわらず痛みが出ないのにはいろいろな原因が考えられます。

虫歯の進行がゆっくり

虫歯には一気に進行するいわゆる急性のものとゆっくり進行していく慢性のものがあり、慢性の場合は神経を守るため新しい組織を作りながら進行がゆっくり行われるため、痛みが感じにくいと言われています。

特に、大人の方だと虫歯の進行はゆっくりな場合が多く、痛みが出るまで気づかないようですね。

虫歯が大きすぎて神経が死んでいる

神経とは痛みを感じるセンサーの役割があるため虫歯がこの神経の近くまで進むと痛みを感じますが、あまりに大きくなりすぎると神経が死んでしまうため痛みを感じにくくなります。

痛みに強い人

同じ痛みでも痛いと感じる人とそうでない人がいますよね?

歯の痛みの感じ方は人それぞれで、かなり進行した虫歯になっても痛みを感じない方はもしかすると痛みにかなり強い人なのかもしれません。

神経を取っているため痛みがない

神経を取るとはつまり今後虫歯にならない・・ということではありません。

神経を取ったとしても虫歯にその後なりますし、神経を取ってしまうと痛みを感じなくなるので虫歯になったことに気づかないため、どんどん虫歯が進行してしまうのです。

虫歯を放っておく具体的な例とは?

虫歯が痛くないからと言ってそのまま放っておくと、虫歯はどんどん進んでいきます。

どういった事例があるのでしょうか?

黒く透けている虫歯

虫歯が痛くないし穴があいているわけではないけれど、クリニックでライトを当ててみると黒く透けた虫歯を見つけられることがあります。

これは歯と歯の間から虫歯が進んでいて中で広がっているもので、つまり、歯に穴があいていなくても歯の中でどんどん虫歯が広がっていることがあるんですね。

被せものと歯の間が黒くなっているもの

いったん治療が終わった歯でも、詰めものやかぶせ物の境目から再度虫歯になることってありますよね?

このとき、金属が溶けて黒くなっているのか虫歯によって黒いのかは医師によって判断してもらう必要があります。

詰めものが取れたまま放置しているもの

何かの拍子に歯の詰めものが取れてしまったことって誰でもありますよね?

痛みがあったりしみたりしないとそのままつい放っておいてしまうもの。

このような詰めものが取れたままの歯は虫歯が進みやすくなっています。

それに、詰めものが取れる以前から詰めものの下ではすでに虫歯が進行している場合もあるため、そのままにしておきますと間違いなく虫歯は進んでいくと言えます。

痛みのない虫歯を放っておくと

歯の神経の痛みが出てくる

神経が残ったままの虫歯を放っておくと、虫歯が神経に達してしまい、強い痛みが出ることがあります。

歯の痛みは我慢ができないくらい強い痛みのことが多いため、痛み止めを飲んでやり過ごしたあと神経をクリニックで取ってもらう必要があります。

あごに膿がたまって歯茎が腫れてくる

次に、歯の神経が死ぬほどまで虫歯を放っておくと、あごの骨の中で膿がたまっていき、歯茎がはれてきます。

この腫れによって口があかなくなるため、食べ物が呑み込めなくなるほどのひどい腫れになることも。

こうなると、麻酔をかけて歯茎を切り、膿を出す大がかりな治療となってしまします。

細菌が侵入して副鼻腔炎になることも

上あごの奥歯の虫歯を放っておくと、最悪副鼻腔炎になることもあります。

上あごの根元は副鼻腔に近いため根元から細菌が感染して副鼻腔炎になるのです。

この副鼻腔炎は抗生物質で抑えたあと、歯の根元の消毒を行わなければなりません。

副鼻腔炎が悪化して頭痛が起こる

次に、副鼻腔炎が悪化してしまうと頭痛が起こる場合もあります。

これは、副鼻腔の内圧が高まることによって周囲の神経が圧迫され頭痛が起こる・・というメカニズムです。

また、目の周りが痛くなったり、口臭などの原因にもなります。

顎関節症になることも

奥歯の虫歯を放っておくと、かみ合わせが悪くなるため顎関節症になる場合があります。

噛み合わせが変わることで原因不明の耳鳴りや体調不良、顔のかたちが変わることもあるそうです。

自宅で行える予防法とは?

歯と歯の間の歯垢をデンタルフロスで取る

さて、虫歯の9割は歯と歯の間から始まる・・と言われています。

歯磨きだけではこの歯垢を落とすことができないため、糸ようじやデンタルフロスを使って、歯と歯の間をキレイにすることで虫歯予防が可能です。

フッ素を使用する

フッ素とは世界公認の虫歯予防法で、市販の歯磨き粉に含まれていますが、日本で売られている歯磨き粉は濃度が低いので歯磨きした後にフッ素洗口を行うことが虫歯予防になります。

通販などで売られているフッ化ナトリウム洗口液を使うのがおススメです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

自分にもこんな虫歯があるかも、痛くないけれど虫歯なのでは?・・という方は一度クリニックで診察してみてもらってください。

自分で治療が必要なのか判断するのはかなり危険です。

ぜひ、痛みが出てしまう前に治療を行うことで、ご自分の大事な歯を抜いたり削ったりせずに残すように努力していただきたいですね!

健康な体は健康な歯からと言えます。

健康な体作りのために今まで以上に歯への関心を高めてみてくださいね!

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