日常生活の中で虫歯を予防できるポイントとは?

2017年2月20日

はじめに

みなさんは虫歯がありますか?

また、日ごろから虫歯にならないようどういったことに気をつけて生活をされていますか?

虫歯とはどういうものか知っていますか?と聞くと、ほとんどの人がなんとなくしか答えられないはず。

たとえば、歯を磨かないからとか、甘いものを食べ過ぎるとか・・などです。

ここでは、どうして虫歯になるのか?また、日常生活で虫歯を予防するポイントなどをお教えしたいと思います。

なぜ虫歯になるの?

まず、なぜ人間は虫歯になるのでしょうか?

そもそも虫歯になる原因とは、口の中にある細菌、特にミュータンス菌が作る酸により、歯が脱灰することにより起こると言われています。

この原因となるミュータンス菌は、歯にまず付着し歯垢を作った後、食べものの中にある糖質を使い酸を作っていきます。

この酸によって、エナメル質の中から歯のカルシウムやリンなどの成分を溶かしていくことを脱灰と呼びます。

歯は酸性の度合いを表すPHが5.5より低くなるとこの脱灰を始め、食事のたびに食事の中の糖分によってミュータンス菌を作っていきます。

その酸により、口の中が酸性に傾くのはたった数分の間だと言われています。

この時間を過ぎると脱灰が始まってしまうのです。

ところが、人間には素晴らしい能力があるため、唾液の力によって歯を再石灰化します。

これは、いったん脱灰してしまったことで失われたカルシウムやリンを再度戻す能力のことで、虫歯になりやすいかどうかはこの能力によって違ってきます。

こうやって見てみると、そんな能力が人間にあるなら虫歯なんてならないのでは?と思ってしまいますが、実際にはそうはいきません。

虫歯の原因って?

では次に、虫歯になる原因にはどういったものがあるのでしょうか?

みなさんご存じのとおり、虫歯になる最大の原因は間食でしょう。

虫歯は糖分が原因となっており、脱灰は30分程度も続くと言われていて、さらに30分ほどかけて再石化が行われます。

つまり、頻繁に間食していると再石灰化を行っている間にまたお口が酸性に傾いてしまうわけですね。

次の原因は唾液の能力が弱い人場合です。

唾液の能力が低いと、いったん酸性になってしまったお口の中を元に戻せないので、再石灰化が開始されるまでに時間がかかるのです。

やっと元通りになったとしてもすぐに次の食事を摂るため、再石灰化する前にまた酸性に傾いてしまうんですね。

人間は脱灰と再石灰化のバランスにより虫歯になると言われているため、可能な限りPH5.5以上の中性に近いようにするのが虫歯の予防になると言えるでしょう。

日常生活で虫歯を予防するには?

では、日常生活で虫歯を予防できるポイントについて書いてみたいと思います。

ぜひ、今後のご参考にしてみてくださいね!

◇食後の歯磨き◇

食事を摂ると、歯で細かくした食べ物の一部はお口の中に残ってしまいますよね?

これを歯垢と呼び虫歯の最大の原因とされています。

なので、この歯垢をお口の中にできるだけ残さないようにすれば虫歯になることが少なくなります。

ですが、食事を全く摂らないなどは不可能で、食事をするといくらか食べ物が残ってしまうため、食後はしっかりとこの歯垢を取り除くことが重要です。

毎食後決まった時間に食事を規則正しく摂って、しっかり歯磨きするようにすれば、虫歯になりにくい口内環境に近づけるはずです。

以前は歯磨きは食後30分経ってから行うのがいいとされてきました。

食後すぐはお口の中が酸性のため、歯が傷つきやすい状態になっているから・・というのがその理由でした。

ですが、最近ではお口の中を酸性にしたままより、食後すぐに歯磨きをする方が有効とする考え方の方が強いようです。

ただ、その場合にはあまり力を入れてブラッシングするのではなく、優しく小刻みにブラッシングするのがポイント。

◇寝る前の食事をやめる◇

人間は寝ている間は唾液の分泌がかなり少なくなっていますので、お口の中も乾燥しやすく、歯垢がつきやすくなっています。

しっかりブラッシングしたつもりでも、ちょっとした磨き残しから虫歯になる可能性もあるので、できる限り寝る前3時間程度は何も食べない方がいいでしょう。

このような食事の仕方も習慣づけられればさほど苦にはならないはずですよ。

お口の中の環境を整えつつ、うまく自分の歯と付き合っていきたいものですね。

◇クリニックで定期的なクリーニング◇

上でご紹介したように、食後の歯磨きは虫歯予防に有効ですが、歯磨きでどうしても歯ブラシが届かないところや磨き残しは避けられません。

こういった汚れは、定期的にクリニックでクリーニングを行ってもらうことが効果的です。

歯茎の隙間の細かい歯垢や、ブラシの届きにくいところなどを歯医者さんにキレイにしてもらってはいかがでしょうか。

◇噛む回数を増やす◇

食事の際は、柔らかいものばかり食べるのではなくしっかり噛むようにすることもポイントです。

そうすれば唾液の分泌も増えて口の中の自浄作用も高まるからです。

また、唾液の量が増えると唾液による再石灰化や緩衝能も行われやすくなると言われています。

◇飲み物にも気を配る◇

虫歯の原因は歯垢だと書きましたが、最近が繁殖しやすい状態を作ると、ほんの少しの歯垢でも虫歯になってしまうリスクが高まります。

歯垢は糖分が大好きなので、糖分の多い飲み物などを飲むのは十分気をつけましょう。

もし飲んだ時にはうがいをしたり、ブラッシングしたりしてお口の中に糖分を残さない工夫が大切でしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

以上が虫歯の原因や虫歯を防止するポイントについてでした。

大切なことは食事の量や種類などではなく、お口の中の環境づくりだということですね。

また、虫歯を予防するには虫歯と唾液との関係に注目したり、きちんと歯磨きをすることが大切です。

さらに、唾液がしっかり働ける口内環境を作っていただき、正しい歯磨き法をマスターしていただきたいですね。

 

虫歯を防止する食生活はつまり太らない生活とも言えるので、ダイエットしたいと思っている方にとってはまさに一石二鳥とも言えそうですね。

上でご紹介したポイントをしっかり守っていただいて、虫歯のない生活を送っていただきたいです!

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