早めにクリニックへ!虫歯は命に関わる危険な病気ってほんと?

2017年5月8日

みなさんは虫歯が見つかった時すぐにクリニックに行かれますか?

そのまま放置している・・という方が意外に多いのではないでしょうか。虫歯になったのを放っておいてそのままにしておくとどうなるのでしょうか。場合によっては入院する必要が出ることや生命が危険にさらされることもあります。

人間の体には防御機能がありますが、虫歯をになっている時にはその機能が低下するからです。腫れたり、痛みが出たりしたときにはかなり虫歯が進んでいることが多いです。ここでは、虫歯を放置するとどういった影響があるのかをお伝えしたいと思います。

こうなる前にぜひクリニックで治療してくださいね!

虫歯は命に関わる怖い病気

虫歯は歯が病気になるだけでなく、最悪の場合命にまで関わる怖い病気です。まずは虫歯によって起こる可能性のある悪影響をお伝えします。

菌が入り込んで死に至る

抵抗力が弱まっている時に虫歯を放っておくと悪化してしまい、全身に菌が回ってそれが原因となり脳や骨、臓器などが腫れるため死亡することがあります。健康な人であっても風邪などの時は抵抗力が弱まるため、虫歯の細菌で悪化することがあるので注意しましょう。

認知症になりやすい

ものを噛んで食べると頭がよくなると聞きますが、それは食べ物を噛むと刺激が血行がよくなり脳が活性化するからです。なので、高齢の方で歯が残っている人の方が認知症にかかりにくいと言われているのは納得できますね。

骨髄炎

虫歯が進み神経が死ぬと、虫歯菌は次にあごの骨へ侵していきます。さらに、炎症が起き歯ぐきや歯肉から出血や膿が出るようになると言われています。虫歯がさらに進むと、顎の骨髄に虫歯菌が感染し骨髄炎になるというから怖いですよね?

おう吐や高熱、倦怠感などの症状が続いて治療が遅れると骨が壊死し、それを取り除くための手術が必要となり骨が変形してしまったりします。

顔面神経麻痺

虫歯を放っておくと悪化してしまい、周囲の筋肉も硬くなり痛みによって筋肉が硬直し始めます。一次的な痛みであればすぐ治まるでしょうが、そのまま虫歯を放っておくと痛みは一層強くなって筋肉疲労が起きます。

こうなると周囲の神経や筋肉も異常が起きてしまい、顔面神経の動きを阻害します。すると、顔面神経痛が起きて顔全体や片方に痺れがおき、動きがにぶくなってしまうため口や目を開けるのも難しくなります。

これはストレスなどが原因のものとは違って、いったん起きると虫歯の細菌が落ち着かない限りは治らないと言われています。

消化器症状

虫歯をそのままにしておくと食事の際に食べ物と虫歯菌が一緒に体内に入ってしまうため、胃や食道が虫歯菌で侵されてしまいます。

虫歯菌を放置したままの状態が続けば胃や食道が荒れてしまい、吐き気や食欲不振などの症状が起き食事がうまく取れなくなります。

仕事や勉強にも悪影響が

虫歯を放置して悪化すると、歯は次第に溶け始めるため原型をとどめないようになります。その状態のままだと周囲の歯も変形し始め歯並びも乱れてくるため、集中力が低下します。

そうなると、勉強や仕事の能率が落ち、また寝ている間に歯ぎしりすることで睡眠が十分に取れないため日常生活に支障が出ます。

敗血症

骨髄炎が進むと虫歯菌は全身へ運搬されますが、通常免疫機能が正常だと菌に負けないため大事に至ることはありません。ですが、虫歯が原因だと治療をしないでいると血液に乗って全身を巡り、これが続くと敗血症が起き多臓器不全を起こしてしまうと最悪死亡する場合があります。

実際に起きた例としては2011年にアメリカの男性が虫歯が原因で多臓器不全が起こって死亡した・・というのがあります。

心筋梗塞

死んだ神経を放置していると、虫歯菌が血液の中に入ってしまい全身を巡ります。虫歯菌が心臓まで届くと血管を硬くさせるため動脈硬化を進行させ血流が悪くなって狭心症になり、さらに進むと心筋組織が壊死して心筋梗塞が起きます。

心臓が激しく痛んだり、心臓が止まってしまい突然死することがあります。

肺炎

虫歯が原因となって肺炎が起きることもあります。これを誤嚥性肺炎と言い、寝ている間などに口の中の虫歯菌が気管から肺に入って肺炎を起こすのです。

主に高齢者など免疫力が低い人に起きやすく、激しい咳や高熱、呼吸困難などの症状が起こり、最悪衰弱して死亡する場合もあります。

虫歯にならないためには?

定期的にクリニックへ行く

虫歯はいったんなると自然に治ることはありません。突然ひどい痛みがなくなることがありますが、それは虫歯菌により歯の神経が死んだからだと言えます。

やがて虫歯が進むとあごの骨を溶かしていきます。ここまでくると一般的な歯医者で治すことはできません。大学病院などの口腔外科に行かないと治療できないのです。虫歯治療には費用や時間がかかるため、歯に痛みを感じたらすぐにクリニックに行って頂きたいです。この程度の虫歯であれば数回通院するだけで済みます。

ただ、誰でも歯医者さんは嫌いなもの・・。あの機械と独特なにおいが苦手という方はかなり歯が痛み出さないと歯医者に行かないものです。ですが、毎日きちんと歯磨きしていてもプラークを完全に除去することは不可能です。プラークは食べ物のかすが集まったもので、病原菌の巣になってしまいますので痛みがなかったとしても半年に1回程度はクリニックに行っていただきたいですね。

クリニックで歯の状態をチェックし、プラークを取ってもらいましょう。保険が適用になるので経済的負担は少なくて済むはず。これだけでいつまでも歯を健康に維持できるので、利用しない手はないですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ちょっとした虫歯であっても放っておかず、早めにクリニックを受診しましょう。また、子どものころから毎食後きちんと歯磨きをすることや、正しい歯磨きをすることで虫歯になりにくい歯を作りたいものです。

きちんと歯磨きしているのに虫歯になりやすい・・という方は歯ブラシの使い方が正しくなかったり、日ごろの食生活を見直す必要がありそうです。いくら歯磨きしていても暴飲暴食していては意味ありませんよね?

ぜひ、これを機会にご自分の歯をチェックしていただき、早めにクリニックに行っていただければと思います。そうすれば、いつまでもご自分の歯で食事したり、会話したりできるはずですよ!

PAGE TOP